幻 の 滝 2022.5


富士山の標高2,000m付近で見ることができる、世にも不思議な「雪解け水」の滝。
冬に積もった雪が春になって溶け出し、まぼろしのように滝が出現します。
さすがは「まぼろし」と言うだけあって、5月中旬から6月中旬の一ケ月間の期間限定。
気温13度以上の暖かい日。日によって形や場所も変わると言うのだから、正に「まぼろし」である。

通常、富士山の表面は砂の礫で、付着した水分はその場で直ぐに地中深く浸み込む。再び地上に出るのは数百年後と言われている。
それがこの一部のこの場所のみ滝となって流れ下るのだから不思議なのだ。午前中の早い時間に行くと、まだ流れていない。
気温が上がる午後の方が確率は高い。寒い日は出現しない。水量が多い時は、それはそれは見事ですよ〜。


  
 
5月下旬です。流れは少なく、滝も僅かです。


 
 お昼頃に到着しました。水量が少ないので寂しい感じです。でも、上手い具合に流れの先端に遭遇しました。


  
 流れの先端はゆっくりだけど着実に下って行きます。


 
 移動して上に登るとこんなところもありました。それにしても水量は少な〜い。


 
 山頂の見える時間は短くて、直ぐに霧に隠れてしまいます。


  
 例年、迫力のある滝も、か弱くチョロチョロです。


 
 滝の位置も前回とまるで違っています。厳しい自然環境により岩が大きく崩れています。


  
 霧が通り過ぎるのを待っていると体が冷え込んできます。


 
 水が冷たいョ〜ッ!    この滝は小っちゃいけど恰好が良いですね。


  
 霧雲が増えてきました。


 
 時間の経過とともに水量が増えてきました。


 
 水量は増えてきて良いのですがこのまま霧隠れ・・・  ドボ〜ン・・・  トホホホホ・・・  帰りま〜す。


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