2012.6
この時期しか出現しないと言われる「富士山幻の滝」。
標高2000mから上 1−2kmの間に大小の滝が多数現れる。
冬の間に積もった雪が暖かくなって一気に解け始める。
この雪解け水が、時にチョロチョロあるいは豪快に流れるのです。
大っきい滝・小っちゃい滝、時に雪の下にもぐりこみ・時に岩を飛び越えて
それはそれは見事に流れます。
毎年5月に、この滝便りが届くのですが、今年は雪が多く1カ月程遅れているようです。
たぶん6月いっぱいは大丈夫でしょう。
東海地方は6/8に梅雨に梅雨が始まったばかりなので中休みじゃ可笑しいから
ちょっと天気の良かった「始め休み」ということで急遽出掛けてきました。
駐車場から西に回り込むように歩くと30分で流れの沢に到着します。
この日の午前中は霧が多いながら山頂が時々見えたようですが、私が到着したのはお昼頃。
霧で山頂はなかなか姿を見せません。午後2時半頃まで粘ったんですよ。
濃霧は辺り一面を暗闇にしてしまいます。皆さん諦めて帰り始めました。
私も同じくですね。半分くらいまで来たときに山頂方向が急に明るくなってきたんですよ。
あわてて引き返しましたね。以後撮りまくってきました。
お昼頃到着した頃の様子です。霧が濃く、時々なかなか山頂は見えません。
時にチョロチョロ 時にゴォ〜ッと豪快に、それはそれは見事に下りますぞ。
いゃ〜 見事ですね。 それでネ。 冷たいんですよ。 なんせ、解けたてのホヤホヤっすからネ。
小っちゃい滝大っきい滝と沢山ある中で、私は右側の滝が一番好きです。毎年、岩が崩れて少しずつ形が変わります。
ここの岩は大分崩れて形を変えています。前回はここに水は流れていませんでした。
ここからは一度帰りかけて引き返した後に撮ったものです。皆さんはすでに帰ってしまったので邪魔者は居ません。
お〜っと失礼! 邪魔者扱いして申し訳ごじゃりませぬ。
先程までの濃霧で真っ暗だったのは何だったのでしょう。まるで天と地の差ですね。山頂は雲多いながら見えてます。
結構、崩れているのですね。滝の落差が大きくなっているようです。西側の大沢崩れみたいになっちゃうのかナ〜ッ!
雪がこんなに残っているんですよ。さっき水が冷たいョ〜ッ!っての分かったでしょう。
ここは、チョロチョロで〜す。もっと上に行こうかと思って東側方向を見たなら凄い勢いで霧がこちらに向かっていました。
それで、この光景ですよ。一瞬ですからネ。山の天気は気が許せましぇ〜ん。
それっきり♪〜 それっきり♪〜 もう♪〜 ってな具合になっちゃって!
もう今年は来ないよ! 後は勝手に解けてくれ! たぶんね! 約束は出来ないけど〜ッ! バイバイ!
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