2021.11
私にとって6度目、実質4度目の皆既月食となった。
今回は皆既ではないものの大きく欠けるので皆既月食とみなしました。
初回は月撮りも未熟で撮影秒数が長すぎてほとんどの画像がブレてしまった。
2回目は現地待機するも雲隠れによりチャラ。
3度目は高度が高過ぎて富士山とのツーショット不可。
4回目は同じく高度は高いものの、広角で辛うじて撮ることができた。
5回目は今年の5月、現地待機するも雲隠れで断念。
そして6回目の今回です。薄雲にやられちゃったものの辛うじて撮ることが出来ました。
皆既状態で地球の影にスッポリと隠れてしまって見えないはずの月は波長の長い赤色が回り込んで赤銅色となる。
今回私の選んだ場所は広々とした牧草地の淵です。他にカメラマンは10数人。
当初の天気予報は晴れだったが雲が多く危ぶまれた。予定1時間前に見事な紅富士が出現。
そして、おぼろながら何んとか撮らせていただきました。 ラッキー!
まずは、夕暮れの紅富士です。背中に沈み行く太陽が有り、富士山が見事に色付きました。
広角です。 薄雲でぼんやりしていますがおっ月さんが富士山山頂左側から出てきました。
全部出切った所で全体の97%だったのですが雲で見え難く、少し離れて見えてきました。
2カメで110mmです。皆既月食ではないのですが同じようにキレイな赤銅色になっています。1カメで500mm。
3カメで300mmです。カメラ3台を操っていますので忙しいです。
1カメで500mmです。
3カメで300mmです。山頂から少し離れたところで、少しずつ鮮明になってきました。
やっぱり倍率が高いと迫力が有りますね。
110mmと300mmです。
鮮明度はそろそろピークでしょう。
縦です。
欠けも峠を越して少しずつ少なくなり始めました。
微妙に明るくなって白色部分が大きくなっています。
この後、薄雲が濃くなって月が隠れ始めちゃいました。
以降は比較明合成(コンポジット)です。元画像はすべて今回の実写分です。トリミングは一切してありません。
2カメで110mmです。夕暮れの紅富士と合わせてみました。同じく2カメで110mmです。少し離れました。
1カメで500mmです。西側からの富士山の荒々しさが引き立ちます。
1カメで500mmです。 3分ずつの間隔で縦です。
同じく1カメで500mmで3分ずつの間隔です。
同じく1カメで500mmで3分ずつの間隔ですが上記より少し時間がずれます。
これで今回の月食(ほぼ皆既月食)を終了します。次回の月食に期待します。
薄雲で少しオボロになっちゃいましたがご勘弁を・・・。
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