2018.1
今回は私にとって4度目、実質3度目の皆既月食となった。
初回は月撮りも未熟で撮影秒数が長すぎてほとんどの画像がブレてしまった。
2回目は現地待機するも雲隠れによりチャラ、3度目は高度が高過ぎて富士山とのツーショット不可。
今回は同じく高度は高いものの、広角で辛うじて撮ることができた。
それにしても、小っちゃい。
よって、比較明合成(コンポジット)主体です。
皆既状態で地球の影にスッポリと隠れてしまって見えないはずの月は波長の長い赤色が回り込んで赤銅色となる。
現地は僅かながらも積雪が残る激冷えの氷点下の世界。
朝霧高原の草原の一角で撮影しました。
事前の天気予報はくもりだったが皆既完了までは運良く晴れてくれた。 ラッキー!
まずは、実像です。半影食の始まった頃です。皆既月食の始まりです。完全皆既状態です。殆ど真上って感じでしたよ。
以降は比較明合成(コンポジット)です。元画像はすべて今回の実写分です。トリミングは一切してありません。
欠け始めて間もなくの頃です。
予報が悪かったけれど薄雲が少しずつ消えて見透しもバッチリです。
やっぱり1000mmになると豪快です。
素晴らしい光景です。本当に不思議な自然現象ですね。
クレーターまでバッチリと撮れました。歳と共にピント合わせには苦労します。
500mmではこんな感じです。 画像は小っちゃくしてあるけれどレンズは1000mmです。
縦で合わせるとこんな感じです。ちゃっぷいで〜す。
それでは皆既状態の始まりで〜す。
波長の長い赤色は地球を大きく回り込んで赤銅色の可視状態になります。
不思議な不思議な宇宙の神秘。素晴らしいですね。
1000mmレンズです。 ピントが微妙にずれるため、調整が必要です。赤銅色で合わせにくく、そのたびに明るい星で調整します。
何とも言えない神秘の光景です。
今回の皆既状態は1時間9分もの長い間だったので余裕が有りました。
合わせて数百枚の画像をとることができました。
数多くいろいろなカットが撮れたためコンポジットの合わせも沢山出来ました。
剣が峰から転げ落ちま〜す。 雪はこんな状態でしたよ。笠雲が時々出ていました。
上手く剣が峰に乗りました。
縦にするとこんな感じです。この後、本来はおっ月さんの欠けが反対側になって正常まで進むはずだけど雲隠れです。
これで今回の皆既月食を終了します。次回の月食に期待します。
積雪の上での撮影は完全防護で撮影しました。
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