皆既月食2011.12

 今年2度目の皆既月食となった。
 前回は現地待機するも雲隠れによりチャラとなった。
 今回は山頂真上を少しずらして準備をしたが高度が高過ぎでした。
 残念ながら富士山との一画面セットはオジャン。

 皆既状態で見えないはずの月は波長の長い赤色により赤銅色となる。
 現地は僅かながらも積雪が残る激冷えの氷点下の世界。
 事前に準備してあった超広角レンズを.忘れてしまい富士山とのツーショットは断念。
 よって埋め合わせはソフトによる合成を行った。
 合成は写真としての価値は無いのでお遊びということで、ご勘弁を願いたい。

 
前座は笠雲が芸をしてくれたので時間待ちは楽しいものになった。


  
 高度と位置から北側での撮影に決めた。早めの現着だったが笠雲の出現。


 
 風が少しあり逆さは合間をみての撮影となった。やはりダブルの姿は見事である。


  
 雲多めでしたがこのままだと今回は最高だろう。見透しもバッチリです。


 
 二段笠になりました。これはこれは結構でごじゃる。


   
 素晴らしい光景です。本当に不思議な山ですね。


  
 手持ちの広角レンズではおっ月さんがこの画面から外れます。せっかく準備してあった超広角を忘れ残念。


   
 雲は生き物のように変化していきます。大分増えてきました。運良く月を隠すほどではありません。


 
 対岸に白く見えるのは雪です。ちゃっぷいで〜す。


   
 それでは始まり始まりで〜す。    まずは左側の欠けからで徐々に拡大します。


 
 完全に皆既状態になりました。波長の長い赤色は地球を大きく回り込んで赤銅色の可視状態になります。


 
 素晴らしいですね。不思議な不思議な宇宙の神秘。素晴らしいですね。


  
 300mmレンズです。                  160mmです。


   
 ピークを過ぎて復元し始めました。


 以降は合成写真です。写真的価値はありませんが元画像は今回の実写分です。
 
 前欠けと皆既状態から後欠けで4枚を合成しました。


 
 皆既状態と2枚の合成です。


 
 これも、皆既状態とで2枚の合成です。


 
 皆既状態300mmとで311枚を合成しました。


 これで今回の皆既月食を終了します。次回の月食に期待します。
 路面凍結でスピード控えめの安全運転で帰りました。




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