N0.1 2009.6
雲海・お月さま・つつじを求めて1920mの山に出掛けてきました。
No.1とNo.2の2回に分けての編集です。
梅雨入り直前の晴れ間に。
この時を逃したら来年までお預けとばかりに。
林道の終点は車が3台しかありませんでした。思ったより少ない。皆さん仮眠中のようです。
ちなみに帰る時は道路上にズラリと車が溢れていました。
午前0時過ぎに登山を開始です。
霧が掛かってあまり見通しが良くありません。
かき分けるクマザサも露に濡れています。
ヘッドライトを頼りに、急な上りを滑らぬよう注意集中で、ひたすら登り続けました。
防水服等々冬装備で着替えも準備したのですが、汗もあまり出ず良かったです。
先週ちょっと痛めた膝が、幸いにも大したことはありませんでした。
出発時に霧を心配したのですが、雲海が一面に広がり、富士山はポッカリ頭を出しているのです。
そしてそして、お月さまが・・・ その姿を焼き付けるかのように・・・ 輝いていました。
余計な心配は無用でした。
雲が富士山の周りに漂っています。 ズームを回して視界を広げると山頂の岩陰の向こうに都留市の街灯かり。
前夕、雲隠れにあった※「にっくき月」がどこ吹く風の如く輝いているではありませんか。溢れ流れる雲海の向こうに。
(※:本栖湖西側標高911mで18:54に月齢13.2度の月が富士山山頂から昇りダイヤモンドとなるはずだった)
右側の甲府方面から雲は勢いよく流れ込んできます。お山は月明かりに輝き、ぽっかりと浮いています。
2カメでズームアップ。 ちょっとだけよ♪〜
雲の流れは見事に波打っています。雪が大分残っていますね。
溢れた雲は、後ろから押されるようにして流れ込みます。幻想的な光景です!
にっくき月は、予想外に輝いています。日没のお日さまに間違えてしまいそう。
山の上から流れ落ちる雲海。 いいな〜ツ ! 何時かこんな光景を撮ってみたいと思っていたのです。
前夕の憎いはずの月なのにどういう訳か後光が射しています。 単なる「月」が⇒「お月さま」になってきました。
霞が消え去り・・・ 押し寄せる雲の波・・・ 輝くお月さま・・・ どっしり構えた富士は・・・ 素晴らしい・・・・・・・・
明るくなってきました。絵になりますね〜ッ!もゥ〜ッ!たまりましぇ〜ん!同じような雲が。拡大期待するもこんだけ〜♪
時々流れを止めますが、蓄積すると再び流れ下ります。 山頂の岩を手前に置きました。
雲の流れも少し鈍ってきました。左下の僅かなピンクは三つ葉ツツジです。花は次回のNo.2をお楽しみにね。
岩が入ると雰囲気は随分変わります。甲府側雲海と都留側雲海に段差が付いています。にらみ合っているようですよ。
朝日が射し込んできました。この山で特に気に入っている木のひとつ。左側三つ葉ツツジの頭にも陽が当たっています。
左はお気に入りの縦て構図です。中右は石付きの盆栽サラサドウダンです。蕾が付いていますが、まだ開いていません。
強い風に抑えられ真に自然の盆景になっています。 遥か後方には白い衣装を着た富士山。これ以上は望みません。
次は三つ葉ツツジと山ツツジです。お楽しみに!
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