No.1 2012.7
梅雨明けが近い。早いもので、もう7月になります。
数日前から西日本は大雨となり、被害が続出しています。
「今まで経験したことのないない雨量」なんて言葉が使われています。
東日本は相変わらず、愚図ついています。
最後の「あがき」というところでしょうか?
富士山は、なかなか姿を見せてくれません。
しかし、それは突然やってきて、ほんの一瞬姿を見せるのです。
油断も隙もありません。意地悪でへそ曲がりな”お山”です。
今回はシリーズを2回に分けてみました。
何時も雲に隠れているので、思い切ってその雲の上に行ってみました。
第1回は西側からの夜明けを中心にまとめてみました。複数日あります。
第2回は東側から夕方の情景です。
それではNo.1からスタートです。
この時期は夜明けが早いので大変。暗いうちはすっぽりと雲の中にでした。明かるくなってからやっと姿を見せました。
面白いですね。雲が芸をしてくれていますよ。 キンキラ金に色が付きはじめました
雲の芸もここまで来ると「お見事!」ですね。放射状に広がっちゃうから圧倒されちゃいますよ。
地上に張り付くように広がっていた雲海が時間とともに舞い上がってきました。
雲海に陽が当たると煌びやかですぞ。一面に金粉をまき散らしたようです。
真っ青な空と金色に輝く雲海。こんな条件で育つお茶はさぞかし美味しいことでしょうね。いいナ〜ッ!
舞い上がった雲に朝陽が絡まるとオレンジが強烈です。飛び雲が縦一列です。串刺しにしたら雲三兄弟だぜポィ。
太陽が少し高度を上げてきました。一面の雲海は豪快です。
秋の空を思わせるような「うろこ雲」になってきました。この時期には珍しい光景です。
別日で〜す♪
暗いうちは雲海は殆どありませんでした。明るくなり始めると少しずつ増えてきました。湿度は高いです。
民家の灯りも徐々に消えていきます。一番星が雲の隙間に揺れています。赤味が増します。
高山の夜明けは気持ちが良いですね。これだから止められないのです。
さぁ〜ッ! 日の出が近付いてきました。雲は勢いよく流れています。
お日さまがぽっかりと飛び出してきました。「おハ〜っ!」 「よろすく!」
雲海もどんどん広がっています。夜明けの色は急激に褪めていきます。
ヤブカンゾウ(八重咲き)の花が目についた。残念ながら富士山はみるみる霞んでいきます。
次回は富士山の東側に行きます。
お楽しみに!
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