霧雲と共に No.2  2009.12

   早いもので、今年も終わり、最終月の師走になりました。
      例年この時期は雨が少なく、空っ風が吹くはずなのに今年は雨が多い。
        ということは、暖冬? 勝手な予想ですが、どうなんでしょうか。

     そして、それは霧が発生し易いということになるのではないでしょうか。

        湿度の高い雨上がりが狙い目。ということで。河口湖周辺に出掛けてきました。

            前回の沼津付近の続きで パート 2 です。


   夜中の0時まで雨 午前3時は曇り 夜明け6時に晴れの予報でしたが・・・・ッッッッッ。

     1時に目が覚めてしまったんですよ。なんと、外に出てみると一面星空です。

        富士山も微かに見えているではありませんか。寝ている場合ではないのだ。早速、お出掛け。

   しかし、御殿場を回り込んだ付近から雲が多くなってきました。篭坂峠を越えると、とうとう雨です。

    少しでも高い方がいいかもと二十曲に駆け上がりましたが、結局は一面霧の中です。

      西側から回復するだろうと河口湖に移動。夜明け近くになって、やっと青空が出てきました。


   
   雲が多目ですが、思ったより雲海が少ないようです。左側忍野方面は厚い雲の中です。こちらに移動して正解かも。


  
     ISO:1600です。ノイズが想像以上に少ないです。最近のカメラは随分性能がアップしましたね。


    
  ここまで、ISO:1600ですぞ。以降ISO:100です。少し標高を上げてみました。もっと焼けるかと期待しましたが残念。


  
      朝陽は五合目付近まで届いています。焼けもこれでピークでしょう。


    
  雲海の動きが活発になってきました。少し下界に降りてみましょう。雲の境界まで来ると良い感じになってきました。


   
     谷間が埋め尽くされています。谷と尾根のコントラストが最高ですね。


  
      山肌を撫でるように霧雲は移動しています。濃淡が何とも言えない雰囲気を作り出しています。


    
       谷間の向こうは河口湖ですが、すっぽりと雲海の中に沈み込まれています。


  
      湿気が多く、木々の枝々には水滴がいっぱいです。厳冬期ならば霧氷となることでしょう。


    
     霧雲が急激に移動し始めました。まるで生き物のようです。私を恐れているかのように後退していきます。


  
     あれよあれよという間に消えていきました。鎌首を持ち上げたコブラのようにそこかしこに立ち上がっています。


  
   お日さまの光が木々の枝先まで届きます。水滴は命を吹き込まれたように輝きます。逃げる霧雲を追っ掛けますね。


    
     逃げる雲を追って湖畔まで降りてきました。見えなかった富士山が次第に姿を現します。


  
    水面の霧雲は残っていて欲しいのに、上手くいきませんね。山が見えるとともに消えていきます。


   
     上空の雲が高速で移動しています。雲がポーズを決めています。しっかり撮っとれ!って言ってま〜す。


  
    
小舟のお父さんがゆっくり横切って行きました。ルアー釣りのようです。ブラックバスでしょう。


   
    天気は大分回復してきました。精進湖に移動です。 平和の像です。木が育って葉っぱが出ると撮影は不可です。


    
  夕方は大観山。焼けは無し。いつものブナの大木です。霧雲を追掛けての一日でした。今年ももう少しで終わりですね。



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