霧雲と共に1 No.1  2009.12

   早いもので、今年も終わり、最終月の師走になりました。
      例年この時期は雨が少なく、空っ風が吹くはずなのに今年は雨が多い。
        ということは、暖冬? 勝手な予想ですが、どうなんでしょうか。

     そして、それは霧が発生し易いということになるのではないでしょうか。

        湿度の高い雨上がりが狙い目。ということで沼津地区に珍しい雲海が訪れました。


      夜の明けぬ頃、目が覚めてしまいました。外の様子を見ると・・・・・ッッッッッ。

        なんと一面霧です。目を疑いながら飛び出しました。

           幻想的な夜明けです。富士市方面に向かうと、予想に反して霧はまったくありません。

               あわてて、引き返しました。沼津の西部地区からスタートです。


   
    原地区にやってきました。一面に霞が掛かっています。 この地区がこんなになることは非常に珍しいことです。


    
     冬には海からの風が比較的強く、ここに滞留することは殆んどありません。余程湿度が多いのでしょう。


  
    霧漂う水面には、鴨達が楽しそうに騒いでいます。 日差しとともに心なし霞が弱くなってきたので移動します。


    
   沼津地区を一望できる場所にやってきました。一枚目は雲のない前日です。そして、今回は沼津の街が雲の中。


  
       なかなかお目に掛かれない光景です。地表面は雲、上層はすっきり抜けています。


   
     ビルの谷間に薄れ始めた雲が絡み合って良い感じになっています。


  
     狩野川の向こうを流れるように雲の帯が出来ています。愛鷹山の裾は筋状の雲に覆われています。


  
    左側に見えるのが駿河湾です。海に流れ込むように雲の帯が続きます。左前方の富士市方面にはありません。


   
      高い場所から見る姿は、一味違いますね。


  
         紅葉の面影が多少残っています。


   
  西側はこのくらいにして、沼津アルプスの切間から東側を見ると、更に強烈な雲海が広がっていました。・・・で、移動・・・


  
     三島一望の場所に移動してきました。三島・函南地区です。この一角が見渡す限りド〜ンと雲の中です。


   
         お日さまが大分高くなったのに、雲の消える気配はありません。


  
       富士山の左裾が愛鷹山になります。右側が箱根山方面になります。


   
     上空に雲が増えてきました。この後、富士山は雲隠れです。地上に下ります。

   パート2はこの翌日になります。河口湖周辺まで移動します。   お楽しみに!




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