富士野焼き 2008.3


 昨年に続いて、今年も出掛けてきました。

   前回は私独り占めでしたので今回は数人に声を掛けてあげました。

      天気は最高 みんなで貴重な体験をすることができたたのです。


          珍しく富士山は機嫌が良くて、最後まで見守ってくれました。

    先月から残雪の影響で何回も延期されていましたが、とうとうその日がやってきました。
          前々日の雨で着火具合が心配されたのですが思ったより良く一気に燃え始めました。

     火のスピードは恐ろしく速いので常に風上を考慮して行動する必要があります。
          幾つもの帯になって襲ってくるので囲まれないようにすることです。
               そして、バチバチ・バリッバリッ・ゴォーッゴォーッという具合に不気味な音と共に。
                    猛スピードで突進するんですよ。


    
     おォーッ あっちは もう始めたぞ。それじゃ、こっちも着けっぺかー。今年は良く燃えっぺ。


   
      これは面白い。燃えろ♪〜 燃えろ♪〜 燃えろ♪〜   富士山丸焼きだーッ !


    
        メラメラと音を立てて勢い良く燃え上がります。


   
    広い敷地の中ですが、一部刈り取ってあります。お茶畑に敷そうです。あちらこちらハゲ山状態。
    刈り取ってなければ、もっともっと勢い良く燃え上がるだろうに。

    
       お〜いィ  相棒 !  足が燃えちゃってるのかーッ・・・     でェ〜丈夫 だよ〜ん。


     
      緩やかな坂なのに一気に駆け上がります。ここは火力演習の実弾着弾点の周辺です。

   
       これは面白くなってきたぞ〜い。 放火魔の気持ちとはこんなものなのだろうか。


    
       人は皆、赤い炎に狂うのかも。闘牛の赤旗と同じ。これを抑えることが出来なくて凶暴化するのかも。


   
    自衛隊の皆さんご苦労様です。今回は40名くらい稼動してくれたようです。後の林に燃え移っちゃ やぁ〜よッ。


   
       この先はカヤの丈が長く密生しているため、火力が勢いを増します。


   
         猛烈な勢いで、恐ろしい音を立てています。顔が暑〜い。


  
        手で顔を隠します。暑い暑いたまりましぇ〜ん。


   
        風下に勢い良く走り出しました。


  
        見てください。この広大な敷地が一面真っ黒。焼け野原とはこのことですね。


  
       思わず、カメラが焼けるかと思いました。


   
     100mタイム○○秒、世界新誕生で〜す。富士山が煙の彼方で咳き込んでる。ゴホン ゴホン!


  
       勢い最高調。富士山の雪みんな溶けちゃう? かな?


  
         みんな焼けちゃって最後のあがきかも? もう燃えるとこないよーッ。


  
         黒山続出。一面焼け野原。ツツガムシ撃退。山菜の肥料生産完了。おめでとうさん。
         今年の野焼きはこれでおしまい。

         ”T.Yさん”今年もありがとうございました。おかげさまで思う存分撮ることが出来ました。


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