富士焼失2007.2



    2月25日「富士山の丸焼き」に出掛けてきました。。

       24日の予定が、前日の悪天候により、この日に変更になったのです。

           たまたま、友人のYさんがこの地区の責任者で、声を掛けてくれました。

             春の風物詩 
『野焼き』です。

                毎年、この時期に各地区一斉に実施されるとのこと。

    自衛隊から40名程、町内から10名程でこの地区を担当しました。

       聞くところによると他地区ではカメラマンが多かったようですが

          幸いにも、当地区は
私オンリー最高でした。

             目的は、ツツガムシや毒ガの根絶と保全が目的だそうです。

                予定の着火時間が1時間近く遅れて10時20分スタートとなりました。



  
       富士山はクッキリ、空は真っ青、枯れっ葉はどっさり、気分は最高。


    
  待つのは退屈です。監視役のヘリコプターの配置等の関係から着火指令がなかなか来ません。
  10時20分 各自が広範囲に燃えすぎないように及び自身の危険防止用に桧の枝を準備して、いよいよ着火です。


  
        着けた火がチョロチョロと燃え始めました。 さあ〜燃えるぞ!  燃えるぞ!


   
   あれ〜  あれ〜  どうした  どうした  火が消えちゃった・・・・・
   この一画、散々頑張ったけど・・・   全然・・・   燃えない・・・  あきらめて・・・  ただ立ってるだけ・・・
   地表面が乾いていないのです。  結果して、一時待機 !
   こんな状態で午前中 「パーでんネー」

                     ー 昼食 ー

   お日さまも高くなったし、しっかり乾いたかな。仕切直して再スタート。 さー 今度はどうでしよか?
   
     午前中と勢いが違うよ !   「いいぞ  いいぞ」  
     お〜いイ 相棒  あんまり中に入っちゃ  だ〜めッ  丸焼きになっちゃうよ〜ん。


  
          あーッ   燃えた  燃えた !


   
         すごい    すごい     火が怒ってる。       やっぱり     こうでなくっちゃ〜 !


  
      なんと  なんと  火柱が  マンガみたい  これぞ火之神  ファイヤー !  ファイヤー !


   
       でっかく立ち上がったかと思うと、またチョロ〜リ チョロ〜リ。


  
   よっしゃ〜   次は俺さまの番じゃ〜   なめんなょ〜    さ〜ッ   行くぜー !

   
       いっちょ   ヤッたるで〜    富士山なんか!   火あぶりの刑にするぞ〜!


  
         どうじゃ〜   俺さまを甘く見るなよ〜   おりゃ〜ッ !

  
    ファイヤー   ファイヤー   あハハハハハー   

           富士山の丸焼き  一丁上がり

                           ・・・・・と、調子に乗るのもこれくらいで止めときます。


   それにしても、恐ろしい火柱ですね。
      以前に見た洋画の一場面が思い出されます。消防士に襲いかかる火柱はCGトリックと思っていましたが
        実際に目前で立ち上がっている姿には圧倒されました。
           まるで、火の魔物が口から風を吹き出し、大暴れをしているようで恐怖を感じました。

    「Yさん」のご協力により、貴重な体験をさせて頂きました。大変ありがとうございました。


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