富士山2005.6-2

        始まったばかりと思っていると、次から次へとめまぐるしく変化していきます。
                 富士山の季節は、平地の2倍のスピードで移り変わります。
     早くしないと冬になっちやうよ・・・・・・・・ッ  少しオーバー   あ・・・レ 大分オーバー。

  前回に続いて
第2弾です。
      
「イチヨウラン」「ウメガサソウ」を中心にお届けします。

   
「イチヨウラン」
       日本全国の深山で、林中に生える。毎年1本の太い根を出す。
       葉は、卵形で1枚茎高10-20cm。花は淡緑色で1個。濃色斑点が入る。
       世界に1種、日本のみ。名は一枚の葉を付けることによる。
   
「ウメガサソウ」
       日本全国の山地で、林中に生える。草丈5-10cm。
       花は上部葉柄から伸びる4-8cmの花径の先に1-2個付く。白色5弁花で中心が黄色。
       最初下向で次第に上向になる。花形が梅に似ていて、下向きに付くのでこの名がある。


    
                              イチヨウラン
  



     
                        ウメガサソウ
  

  



  
                            イチヤクソウ
                       日本全国に分布。山地の林中に生える。
                 名は一薬草の字を当てる。花の時期に全草を乾かして薬草とする。


  
                          オオヤマオダマキ 
               日本全国に分布し、山地の林縁や道端の草むらに生える。
    近似種の「オダマキ」は全体が黄色く、花の上に付く距は反り返らない。本種は内側に反り返っている。
高山に生える水色の「ミヤマオダマキ」は色が鮮やかで白のぼかしが入る。観賞用のオダマキはこれを改良したもの。


  
     カラマツソウ    カラマツ      イワツメクサ
 日本全国に分布する。             蔵王から白山・静岡に分布。日本特産。   本州中部地方に分布する。
 山地帯上部から亜高山帯下部に生える。 日当たりの良い深山に生える。         高山の砂礫地に生える。


  
    オトコヨモギ     クルマバツクバネソウ    エゾタツナミソウ
                                                いたずら子ガモみたいですね。
                                                それとも「ヒゲダンス」・・・???


     ツチアケビ  ラン科 ツチアケビ属

  日本全国に分布する。
  落葉樹林下または、笹群落の中に生える。
  葉緑素の無い腐生植物。寄生。


             秋にはこのような果実になる。
             ウインナーソーセージじゃないよ!
               


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