始まったばかりと思っていると、次から次へとめまぐるしく変化していきます。
富士山の季節は、平地の2倍のスピードで移り変わります。
早くしないと冬になっちやうよ・・・・・・・・ッ 少しオーバー あ・・・レ 大分オーバー。
前回に続いて第2弾です。
「イチヨウラン」と「ウメガサソウ」を中心にお届けします。
「イチヨウラン」
日本全国の深山で、林中に生える。毎年1本の太い根を出す。
葉は、卵形で1枚茎高10-20cm。花は淡緑色で1個。濃色斑点が入る。
世界に1種、日本のみ。名は一枚の葉を付けることによる。
「ウメガサソウ」
日本全国の山地で、林中に生える。草丈5-10cm。
花は上部葉柄から伸びる4-8cmの花径の先に1-2個付く。白色5弁花で中心が黄色。
最初下向で次第に上向になる。花形が梅に似ていて、下向きに付くのでこの名がある。
イチヨウラン
ウメガサソウ
イチヤクソウ
日本全国に分布。山地の林中に生える。
名は一薬草の字を当てる。花の時期に全草を乾かして薬草とする。
オオヤマオダマキ
日本全国に分布し、山地の林縁や道端の草むらに生える。
近似種の「オダマキ」は全体が黄色く、花の上に付く距は反り返らない。本種は内側に反り返っている。
高山に生える水色の「ミヤマオダマキ」は色が鮮やかで白のぼかしが入る。観賞用のオダマキはこれを改良したもの。
カラマツソウ カラマツ イワツメクサ
日本全国に分布する。 蔵王から白山・静岡に分布。日本特産。
本州中部地方に分布する。
山地帯上部から亜高山帯下部に生える。 日当たりの良い深山に生える。
高山の砂礫地に生える。
オトコヨモギ クルマバツクバネソウ エゾタツナミソウ
いたずら子ガモみたいですね。
それとも「ヒゲダンス」・・・???
ツチアケビ ラン科 ツチアケビ属
日本全国に分布する。
落葉樹林下または、笹群落の中に生える。
葉緑素の無い腐生植物。寄生。
秋にはこのような果実になる。
ウインナーソーセージじゃないよ!
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