富士山2005.6-1

        始まったばかりと思っていると、次から次へとめまぐるしく変化していきます。
                 富士山の季節は、平地の2倍のスピードで移り変わります。
     早くしないと冬になっちやうよ・・・・・・・・ッ  少しオーバー   あ・・・レ 大分オーバー。

   今回は
第一弾
      「カモメラン」
「ツマトリソウ」を中心に
                                    
富士山2000mをお届けします。

   
「カモメラン」
       中部以北の深山で、湿った林下や縁に生える。根は太く糸状となる。
       葉は、卵形で1枚茎高10-20cm。花は淡紅色で普通2個。濃色斑点が多数入り印象的です。
       花の濃いの・普通の・薄いの・稀に真っ白いのもあるんだって。花形がカモメに似る。
   
「ツマトリソウ」
       中部以北の針葉樹林中で、やや日当たりの良い所に生える。草丈約10cm。
       花は上部葉柄から伸びる2-3cmの花径の先に1個付く。白色6弁花で中心が黄色。
       蕾の時先端が、ほんの少し赤くつまどるのでこの名がある。


     
        
          カモメラン                 ツマトリソウ               マイヅルソウ

       
                       カモメラン                       シロバナヘビイチゴ


    

    



    

    



    
             ヒメムヨウラン                      タニギキョウ
   中部地方以北に分布。亜高山の針葉樹林下に生える。      日本全国に分布。山地の林下に生える。
   稀少というが、数は多い。葉緑素のない腐生植物。         わずか5mm程度の小さな花を付ける。


    
             ズダヤクシュ    四国・近畿以北に分布し、亜高山の針葉樹林下に生える。
                    「ズダ」は長野地方の方言で喘息のこと。喘息に良く効くという。


    
                 カマツカ          イワガラミ
     全国に普通に見られる。樹高約7m。盆栽になる。         日本全国に分布。岩や木に絡み付く。
     丈夫で堅い、鎌の柄に使われたことによる命名。         小型の両性花と卵形の白い装飾花を付ける。

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