始まったばかりと思っていると、次から次へとめまぐるしく変化していきます。
富士山の季節は、平地の2倍のスピードで移り変わります。
早くしないと冬になっちやうよ・・・・・・・・ッ 少しオーバー あ・・・レ 大分オーバー。
今回は第一弾
「カモメラン」と「ツマトリソウ」を中心に
富士山2000mをお届けします。
「カモメラン」
中部以北の深山で、湿った林下や縁に生える。根は太く糸状となる。
葉は、卵形で1枚茎高10-20cm。花は淡紅色で普通2個。濃色斑点が多数入り印象的です。
花の濃いの・普通の・薄いの・稀に真っ白いのもあるんだって。花形がカモメに似る。
「ツマトリソウ」
中部以北の針葉樹林中で、やや日当たりの良い所に生える。草丈約10cm。
花は上部葉柄から伸びる2-3cmの花径の先に1個付く。白色6弁花で中心が黄色。
蕾の時先端が、ほんの少し赤くつまどるのでこの名がある。
カモメラン ツマトリソウ マイヅルソウ
カモメラン シロバナヘビイチゴ
ヒメムヨウラン タニギキョウ
中部地方以北に分布。亜高山の針葉樹林下に生える。 日本全国に分布。山地の林下に生える。
稀少というが、数は多い。葉緑素のない腐生植物。 わずか5mm程度の小さな花を付ける。
ズダヤクシュ 四国・近畿以北に分布し、亜高山の針葉樹林下に生える。
「ズダ」は長野地方の方言で喘息のこと。喘息に良く効くという。
カマツカ イワガラミ
全国に普通に見られる。樹高約7m。盆栽になる。
日本全国に分布。岩や木に絡み付く。
丈夫で堅い、鎌の柄に使われたことによる命名。 小型の両性花と卵形の白い装飾花を付ける。
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