夕焼け田んぼ−2 2008.5


 前回は田んぼにお日さまを落としました。

    今回は、やっと咲き始めたばかりのアジサイをさり気なく・・・。

       ・・・のつもりが、ドッ派手に入りました。

  5月は「五月晴れ」はほとんど無く「五月雨」が主体で富士山はいつも雲の中。
     それでも、僅かな富士の姿を幸運にも何回か収める事が出来ました。
        今回は、その貴重な一つをまとめてみました。

     お昼頃に雨も上がり、次第に雲がちぎれ、お日さまも出てきました
         蛙がにぎやかに合唱しています。 
             すでに、西の空にお日さまが沈みました。
                 雨上がりの夕暮れ時です。
                    それにしても田舎の田んぼは良いですね。



    子供の頃・・・   田んぼの回りを飛び回った・・・   夕方暗くなるまで・・・

    泥んこになりながら・・・   みんなで遊んだ・・・    やっぱり田舎はいいなぁー・・・


   
  ここは、我が沼津と富士の境目、浮島沼と呼ばれる湿地帯です。すでに田植えは終わって緑が濃くなり始めています。


  
      やっと雲が切れ、お山が少しずつ姿を見せ始めました。梅雨の花「アジサイ」が咲き始めました。


   
     すでに平地の陽は落ち、次第に闇に近づきます。お山の上は、まだ輝いています。


  
  先ほどまで風が強かったのですが、夕凪状態になりました。そっと添えようと思った紫陽花が派手に入ってしまいました。


  
         この程度にすると「紫陽花をそっと添えました」の言葉がぴったりでしょう。  パチパチ・・・


   
       水面とアジサイと富士山の夕暮れ・・・。


   
            あれもこれも、みんな絵になりますね。


   
            雲はどんどん形を変えていきます。もう一息でしっかり出てきます。


  
   お山の輪郭が大分しっかりしてきました。山頂の焼けには間に合いません。輝きはテッペンを超えちゃいました。


   
         西の空には分厚い黒雲が不気味に居座っています。あまり期待は出来ないかもねん。


  
     それでも、必死に輝いています。僅かな焼けですが、これで十分でしょう。


              
                   田んぼに落とせば、また一味違った雰囲気が漂う。


  
        家々の灯かりが目立ち始めました。変わりに焼けも少しずつ減衰してきます。


   
         田んぼの夕焼けが終わるとあたりは暗闇に包まれます。蛙が一段と大きく合唱しています。


  
         ワンポイント入れるとこんなに雰囲気が変わります。


   
   暗闇は良いもの悪いもの、み〜んな隠しちゃいます。こんな魅力的な姿を久しぶりに見ました。
   視点を変えて・・・  レンズの位置を足元まで下げてみると・・・   左隅に水溜り・・・  ここに別の世界を発見・・・


  
       水溜りに落とすとこんな感じです。 ちっちゃな水溜りもしっかりお山の引立役をしてくれます。
       この向こうにも別の世界があるような不思議な不思議な気持ちになりませんか?
       ファンタスティックな世界!上下・左右が逆の世界だったりして・・・!  ?????・・・?

       =======水溜りの向こうに左利きの私が居た=======


  
        暮れ行く夕闇の田んぼはいかがでしたでしょうか? もう、五月も お・わ・り で〜す。


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