久しぶり 2008.9
今年になってここに出掛けてきたのは6度目になります。
前回は5月でした。あの時はまたすぐ来ようと思ったのですがご無沙汰してしまいました。
途中の浜石岳に引っ掛かってしまったのです。
今回は逆に浜石岳に行く予定が、ここ吉原まで足を延ばしました。
雲の具合が良かったので大焼けかもと思ったのですが、なかなか上手い具合になりません。
実は内緒の話ですが旧盆の終わった頃に一通の手紙が届いたのです。
「今月末日に舞踏会を開催いたしますので是非お越しください」ってねエ。
冗談だろうとあまり気にしないでいたのですが、前日夢に出てきたのですょ。
そんでもってお出掛けした訳で〜す。
午前3時過ぎに現地入りです。
天気予報が良くなかったのかそれとも招待客は少なかったのか?
下のポイントにも一人しかいませんでした。
上のポイントは私と浜松の方で2人だけです。
こんな日に出掛けてくるダメな私です。
当初は千切れ雲が一面に広がり期待したのですが、残念ながら大焼けならずでした。
風も吹いていたので雲海もダメでした。
「また、お出でください」とのことですが「折角招待したので一寸だけよ」だって。
多めの暴れ雲の舞です。富士宮の街町灯りが雲に写っているみたいです。低空の雲が多いってことですよね!!!
ということは雲が低すぎて焼けない? 風があるので、雲海が少ししかありません。オィオィ招待客を大事にしてくれよ!
少しは楽しませてくれそうかな。活発な雲が大暴れしています。良い感じです。
不気味なくらいに渋い色で大空を占領しています。これがそのまま大焼けになったらドッえらいことですよ。
ちょっと気になるのは、低い雲だったことです。そしてお日さまが昇る場所の雲が厚いこと。
すでに一番焼けの時間は過ぎてしまいました。なのに焼けていません。ブーイングして帰っちゃうよ〜。
いや〜な予感がします。 場所を少し変えてみました。
1焼けがないまま、いよいよ本焼けが始まります。 オレンジに染まって焼け始めました。
今年の初冠雪判定と同じ⇒ 後で判ったことですが、結果はこれが最も焼けた状態です。
なぜか大きな口を開けて襲いかかってくる感じがします。文句ばっかり言っているので怒ったかな?
見事な雲の曲芸です。ごらんあそばせ〜ッ>>> 大したことないけどおまけしてヨッシーとしてやるか!
小枝を配するとイメージはがらりと変わります。 小枝の観客もざわめいているみたいです。
いよいよ、右側山裾からお日さまが出てきました。薄暗かった木々や草花は一変します。
少ないながらも雲海はしつこく居座り続けています。
お日さまの光が届くと、山アジサイの観客が背伸びしてます。
朝日に輝く・・・ 木々の葉が・・・ 薄赤く輝く・・・ 山並みの向こう・・・ 雲の流れに乗って・・・
急速に色が消えていきます。6時を過ぎました。
薄いカーテンの幕が掛かって本日の舞踏会終了のアナウンスが聞こえました。
今回は期待したほど大焼けとなりませんでした。それでも、雲の芸が素晴らしかったです。
少しは楽しませてくれたので場所に因んで「ヨッシー」許しましょう。
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