吉原が火事
 
2007.6


 何処かで昔聞いたような・・・    それは吉原炎上でした・・・

 
天気の変わり目久しぶりにに吉原に行ってみました。

 
予報は午前中晴れマーク午後雨という予報でした。

 現着したのは午前1時頃、すでに二人の先客がいました。

 日曜日ということで混雑を予想しましたが、朝までに3人加わり合計6人です。


 富士山は、しっかり見えていましたが、小さな雲海らしき雲がチラチラ程度で

 天気変わり目の割には、「はずれ」のはず>>>>>>だったのです。

 変化が現れたのは、東の空がほんの少し明るくなった頃です。

 まだ暗いのに、やけに赤い気配がしたのです。通常はオレンジ色が強いのですが

 不思議に赤いのです。。

 そして、それはまもなくやってきました。「真っ赤」言葉にならないほど真っ赤です。

 東京一面火の海 いやいや、それ以上地球一面火の海です。


 この夜(世)の オ・ワ・リ かと思いました。


 
 もう、雲海どころではありません。
 先ほどまでのバルブ撮影で、電池が少なくなったり フイルムが終わったりで
 皆さん、バタバタと走り回っているのです。


  
 そいつは 「随分、赤い感じがするな」と、話しをしていると、一瞬のうちにやってきました。
 早朝4時20分のことでした。


      
 後ろの方から聞こえてきました。なんだ、なんだ、これは何なのだ。


 



          
 愛鷹山の越前岳と富士山の間が特に、赤く染まっています。
 すかさず、300mmレンズに交換しました。


 
 どうです。この色は!  真に地球最後の色に相応しいのでは?


   
 想像以上に早いテンポで変化していきます。


 
 横を見ると、隣りの人の顔が真っ赤かです。自分も、たぶん真っ赤かでしょう。
 思わず笑っちゃいました。自分の顔は見えないも〜ん!


  



     
 日の出が近付いたのか、少しずつ薄くなってきました。


 皆さんが「やれやれ」と気を抜いている瞬間に、そして、第2波がやってきたのです。
 
 日の出の方向に雲の裂け目が出来たのでしょう。
 恐ろしいほどのマイルドな色の閃光が走りました。
 この閃光持続時間は、約1分間の出来事でした。
 それがやって来る時も、不意を突かれましたが、去り際に再び妙な小細工をして去っていきました。
 色の違いは、カメラ2台です。この間レンズ交換70mm→300mm→70mmで8カットでした。
 その後力尽きたのか、お日さまは、とうとうお出ましになりませんでした。
 この時間が4時35分です。僅か15分間の一部始終撮影記録でした。


  
 自然の成せる「ワザ」は、本当に不思議です。
 そしてこれが富士山なのです。
 こうして私は富士山の虜になりました。
 いつまで続くのでしょうか?
 私の富士山追っかけは!


 
 ・・・今日も、ご機嫌・・・    ・・・ごちそうさまでした・・・    ありがとう・・・


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