山中の月
  2012.8

 今年1月以降、おっ月さんには振られっぱなしだった。
  7月31日には朝霧高原で雲隠れに遭遇。
    直前30分前まではグーだったんですよ。
      そして今回は久しぶりの  << ご 対 面 >>


    当初は逆さ富士でタイヤモンド狙いで平野あたりでも、と思っていた。
      ただし、夜明けの太陽が地平線以下なので赤富士を望めない。
        ちょっと不満を感じていた。
          ・・・と。  後方に不穏な霧雲が現れた。
            これはまずい。ひょっとすると、ひょっとするかも?
              ・・・んでもって、パノラマ台まで標高を上げる決断をした。
                霧隠才蔵に襲われる危険を感じたのである。

    
そして、それがどうやら正解となった。
       予定時間に平野の湖畔付近は一面の霧雲に襲われた。
           それにしても、日の出方向に薄雲があったため赤富士は残念なが見ることができなかった
               でも、見事なパール富士を確認することができた。

  
  午前2時の状態です。登山道の明かりもぼんやりと見える。白鳥はおねんねなり。


   
  湖面はベタで波ひとつ無い。全体にガスっぽい感じで霧雲が流れている。

  
  本日の主賓を水たまりに落とし込んでみた。「ここは、まもなくダメになるよ」って云っているような気がした。


   
  最近の月には疎遠になっている運のなさを払拭するために思い切って移動した。標高を上げて「パノラマ台」なり。


  
  到着時すでに湖上の右側雲海が平野地区を覆い被していた。判断は間違っていなかった。ただし、駐車場満杯。


  
   すでに、おっ月さんはスタンバイしている。 いら〜っしゃ〜い! いつでもいいわ〜よ〜ん。


   
   霧雲が、うろちょろうろちょろして隙あらば入り込もうと様子を伺っています。


   
    平野方面は完全に雲の餌食になっていました。


   
   レンズを300mmに交換しました。          ズームを最大まで上げました。


  
  日の出方面も薄雲が掛っているのだろう。ちょっと赤みが弱いけど、それも許しちゃいますね。500mm×2テレコン。


  
   赤富士は断念。早〜い。みるみる吸い込まれていきます。


  
   でも、何度見ても幻想的な光景ですね。


  
   ヤマユリが満開でした。


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