雲上の夜明  2011.11

  天気の変わり目は想定外のことが起きる。
              雨の前後はチャンスのオンパレードなのだ。


   雨の後、お日さまが背中側の東の空から昇る頃。
     富士山頂に沈むおっ月さんの見送りが主目的であった。

   しか〜し。想定とは「だろう」であって「だった」ではない。
     したがって、それがどうなったかは単なる結果?
        今となってはどうでも良いことである。
           うォ〜 ホホホホ〜ん。


   午前1時過ぎに家を出掛けた。
     見上げれば、すでに雲は切れ、白くなったお山が頭を出している。
        気持ちは早撮影開始状態。
           気になる東の目的地方向は、まだまだ雲が固まっていた。
              予報では3時曇り6時晴れとのことだった。
   不安が的中。
     現地到着するも、一面雲の中なのだ。
        もちろん、目的地直行せず、途中で見晴らしの良いお山の上から遠望準備なのだ。
           一面の雲もさることながら地上は、見事な雲海状態。
             やきもきしながら2時間程度小休止です。
                でも、最後はしっかりと雲は消え始めましたよ。
   
・・・んでもって、どうなったかですって?
               ??? んま、見てチョウダイ〜っ。



        
    
      午前4時過ぎです。最初のポイントは目的地よりず〜っと南側です。


  
   
次のポイントに移動しました。雲海が舞い上がってしまったのですが少しずつ下がって落ち着いてきました。


   
   
おっ月さんもお控えなさって順調に天気は回復しています。雲海に映る街の灯りも最高ですね。


  
  当初計画では下界の街中で迎える予定でしたが山腹に計画変更。もし下界だったら完全に雲の中。


    
   
この場所で雲海に巡り合えたのはラッキーです。運が向いてきたのかな?っとこの時は思っていた。


       
   フォトコン入賞作品
    おっ月さんに上手くお世辞を言いながら気分爽快で遊んでいたんですよ。この頃はね。


   
   
  やっぱ、雨上がりはいいねぇ。雲ちゃんがいろいろ芸をしてくれちゃいま〜す。


  
   ってことで、いよいよ目標ポイントに移動。もちろん手中に納めたと信じて疑わなかったですよ。


   
    山頂の離れ雲も良いね。焼けも始まったし、こりゃ気分最高だぜ。  


   
     交換用のレンズは順番に並べて準備は万端、イッシシシシシ〜ッ。色付いてきたジョ〜ッ。


  
    雁も飛んでら〜ッ。雲海のおまけで、こりゃ〜っ 最高だネ〜ッ 面すろくなってきたんバィ。うッシシシーッ。


    
 ・・・んでもって、誰も予想しない緊急事態発生。何じゃこりぁ〜。どうなっちょるんだ〜。そんな馬鹿な〜。


   
   参った。マジ参った。そん時だけや〜。こんなことありえへ〜ん。カック〜ん。ショックはでっかい。


   
   因みに標高を更に上げた後方撮影部隊は、「辛うじて撮ったり〜ッ」だって。やってらんネ〜っ。


  
     ふてくされて帰りがけに撮ったもの。


                   
      この場所、どうでもいいけど紅葉はもう少し後みたい。ススキも首をさげてる。今の吾輩の心境。


  
  さぁ〜っ!終ったョ〜ッ!これが結果で〜す!残念で、ごJAL(じゃる)ネ〜っ!また、頑張る犬(けん)ネ〜ッ!


  天気の変わり目、素適な雲海は撮れたけど、おっ月さんはチャラ。


      トップページヘ