月昇る2006.9

     "お月さま"に逢いに行ってきました。

  
待ちに待った天気回復 !  富士山の麓にお月さまを求めて・・・。

      
10月5日・6日・7日と京都の富士友さんと作戦を練って計画しました。
            ところが、台風と低気圧がコンビを組んで、この作戦を阻止しようと猛反撃!

       結果→計画は挫折! おかげで相棒の来所は中止! 風と大雨!

   
7日になって、ようやく回復の兆しが見えてきました。
                しかし、山頂付近は笠雲崩れのいやなヤツがしぶとく居座っています。

とりあえず支度をして現地に向かうことにしました。すると、山頂の雲が少しずつ消え始めたのです。
              ビックリ!!!!!   白く輝いているのです!!!!!
                         みなさん、すでにご承知のとおり、雪が積もっていたのです。


 でも、今回は目的の「お月さま」を中心にまとめてみました。
      冠の富士山は次回のお楽しみとさせてください。
          今夜はこのままお泊まり
            翌日は足柄峠明け方の月狙いか?朝霧のダイヤモンドか迷いました。

  お日さまが残っている状態ですと、餅つきをしている兎さんに会えるのですが
         18時41分で、あたりは真っ暗な状態でした。
                満月のお月さまの輝きは非常に強くて、強烈なのです。

  
お月さまをポイントにすると富士山が消え、富士山を基準にすると月が真っ白になっちゃうんです。
           5日は、天気が良かったならば、お日さまが残っていて丁度だったのに、とても悔しいです。


  
湿気の多い雲の流れは山肌を撫でるように移動していきます。
  1枚目の左側雲が山頂を包んだため気を抜いていると右側で雲は一気に消えポックリ月が出ていました。
                              お月さまは、思ったより速いスピードで、直ぐに昇り始めました。
                                  暗かった付近が急に明るくなりました。

 


 
 
 カメラ2台で交互にシャッターを押し、ズームを変えて、ピントを微調整、レンズを交換して更に微調整。
     上下に向けたり、右左に向けたり、大忙し。お月さまはどんどん昇っていく!
         そこら辺の暗闇にネコがいないかと、キョロキョロしたけど、頼るな頼るな自分一人でやれ!
 

   雲の流れの関係で、変にボケたり、滝水のように丁度良い流れ模様になったり、微調整の連続です。

  

      おっとと、明るすぎ明るすぎ! 露出を絞ってシャッタースピードを変えてとッー!

  

   雲の流れをうまい具合につかまえて!  いいぞ いいぞ!

  

 
   ふーッ と、息を抜いて、時間を見れば! 19時06分 僅か25分の戦いでした。
               真っ暗な草原で、ただ一人お月さまと素敵なデートを楽しむことができました。

       トップページヘ        2006トップページへ