須津川渓谷
 2006.6

      今年も梅雨の季節になりました。

            雨ばかり続くと憂うつになります。

               しかし、自然の中にたくましく育つ草花を見ると心が和みます。

            と言うことで、久しぶりに須津川渓谷に行って来ました。

       渓谷に入ってまもなく、沢の両側にそそり立つ岩壁は、イワタバコがびっしりと群生しています。

     断崖絶壁の岩肌に草木の新緑を塗りつけ、鮮やかな紫の輝きを散りばめる様は感動の一言です。

    愛鷹山の西南部に位置するこの渓谷は、歴史も古く、降水量も多いことから植物生育の最適地です。

             これから秋まで途切れることなく種々の植物が咲き乱れます。

       今回はイワタバコを中心にお届けします。

          本州以西に分布する。山地の木陰の岩壁など湿ったところに生える。

   葉がタバコの葉に似ていて岩壁に生えるためこの名あり。若葉は食用・生育葉は苦く健胃薬となる。

            イワタバコ科  イワタバコ属  日本・台湾・ベトナムに2種ある。             


  
    垂直の岩場に張り付いています。土はほとんどありません。
   

  

   

 
                        カノコガ


  

 

  
  この渓谷には大小の滝が多数あり水量も豊富です。   カワトンボ 雌


   
        ヒメウラナミジャノメ           コミスジ            クロ(ナミ?)ヒカゲ
     昆虫のことなら何でも知っている "na-giさん"という昆虫博士がHP友達にいます。
     (すいません博士・・・早速訂正しました。もっとしっかり勉強します  トホホホホホーッ)

  
          
ウツギ                 サルナシ


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