富士山の春は平地と比べると随分遅れます。5月末から6月にかけてやっと芽吹きが始まります。
そんな光景をタイムストップしてみました。                                   


   
         マイズルソウ
あたり一面ビッシリと埋め尽くされています。
うっそうと茂る林の中、粟粒のような花をまとったマイズルソウ
まるで森の妖精のように舞っています。
ふーッ  と我に返ってシャッターを押しました。
鶴が羽を広げた光景から命名されたようです。
花の後小さな実を付け真っ赤に熟します。



     

シロバナヘビイチゴ                    ナベワリ
富士山には非常に多く、林の淵や林の中に       あまり目立たない30-60cm 葉が有毒で
ランナーを伸ばして群生しています。         なめると舌が破れる意だそうです。



            

シロバナエンレイソウ              イチリンソウ
ミヤマエンレイソウとも呼ばれ山地の     一茎に一輪咲くからで、二輪咲くものをニリンソウ
やや湿った林中に生える。            という。仲間にアズマイチゲ、キクザキイチゲなど。


    2003トップページへ