乱 気 流  2008.6


   夕方、勤め帰りに富士山方向を見ると雲が大きく乱れていました。

      台風一過にはならないとの予報だったはずなのに良い感じ。

         その姿は見えなかったけれど、切れ切れ雲の先には今にも見えそうな気配。

            家に着くなり、あわててカメラを持ち出し、一目散に飛び出しました。


    流れる雲の向こうに、少し白さを増した姿がくっきりと見えるではありませんか。

       平地の台風雨が、お山は雪だったのでしょう。

          出来るだけ西方の浮島沼まで行きたかったのですが

             あまり進むとかえって雲に隠れてしまいそうな感じです。

 
流れる雲・大暴れの雲・その雲の先には、ほんのり白さを増した勇壮な富士の姿。


    
       もっと西方に寄って愛鷹山を、かわしたかったのですが、左側に流れる雲の陰になってしまいます。


  
       この雲のラインが何とも言えませんね。


   
      雲の流れは超高速で流れています。午前中に駿河湾の南側を通過した台風の影響なんですね。


  
            後方はすっきりぬけた青空が>>>     気持ちいィーいッ !


    
       お山にリングが掛かりました。クサリ締めですね。


  
   雲の切れ目から時々陽が差すのでしょう。色が頻繁に変わります。空気が澄んで稜線は、くっきりと見えます。


    
        ほんの数秒で姿形をガラリと変えてしまいます。


  
         大きくアップすると山肌に新雪の様子が見えてきます。まだまだ冬山なんですね。


   
          表面の荒々しさが一際目立ちます。 自然の厳しさが見えたような気がします。


  
           勇壮な富士の前を新幹線が走り抜けていきます。


    
        薄く引き伸ばしたような雲が広がり始めました。   西陽が時折り差し込みます。


                    
                   水槽の中をシーラカンス見たいなのが泳いできました。見えますか?


   
           レンズを広角側にすると、まるで絵巻物を見ているようで豪快です。


    
     風が強いため雲の流れは速いです。 水田には逆さは無理ですね。今回は左利きの私が向こう側には居ないかも?


    
        また、新幹線が通過していきます。灯かりが点き始めました。そろそろ幕引きでしょうか。


  
            輝きの状況は気持ち悪いくらい一瞬で変化しています。


   
      あれよあれよという間にうろこ雲みたいなのがやってきました。光るのは山頂だけになったようです。


             
               変な感じの色具合ですね。


  
  最後の輝きでうろこが光ります。梅雨入りしたばかりなのに台風のお陰でこんな素晴らしい姿を撮る事ができました。


             トップページへ  トップ2008へ