ピラカンサ 2014.11

   稔りの秋です。
     道端で真っ赤な実を見つけました。
       バラ科の植物でピラカンサ(別名トキワサンザシ)

   この果実には毒がありま〜す。
     だけど鳥の大好物だそうです。バラ科の植物は食べられるのが多い。桃、りんご、梨、サクランボの仲間。
       ってことで、ある方が食べてみたそうですよ。
         「舌の刺激」・「口の中のマズさ」「ムカツキ」の三重苦にひどく苦しめられ
            うがいをしても他のものを食べても効果がない。
             「マズイ味を忘れるのに丸1日、刺激を忘れるのに3日もかかってしまった」・・・だって。
   話はこれで終わりじゃないんですよ。これをネットで見た人の、続きがあるんですよ。
     ある日メジロが美味しそうに実を食べていました。
       そんな馬鹿な・・・ってことで、恐る恐る食べてみたんだそうです。
         …まずくない。苦くも渋くもない。食べ頃を過ぎたリンゴのようなスカスカな感じだが、ほのかに甘い。
           しばらくしてから「ガツン!」と不味さがおそってくるのだろう、と覚悟していた。
             結局、僅かなシビレを感じたが数分でなんともなくなったって。
   前者は12月のことだそうです。後者は2月下旬だって・・・  どうも熟すと毒性が薄くなるみたいだって・・・
     どうぞ、お試しあれ〜 !  私は嫌ですょ〜 !


   
1日目の夕暮れ
   
   まずは、夕暮れ時です。風が吹いていたので逆さは僅かに雰囲気があるのみでした。


  
    それにしても鮮やかな赤い実ですね。見るからに美味しそうですよ。


   
   近くに咲いていた皇帝ダリヤの花です。


   2日目の朝
   
   朝陽が眩しいくらいに射し込んでいました。ピラカンサと皇帝ダリヤです。


  
   赤い実と朝陽が共振しちゃいました。


   
   1日目から2日ほど経っていました。水路の水が随分少なくなって逆さが辛うじて映りました。


  
    富士山の雪も山頂に少し残っているだけです。


   3日目の夕暮れ
    
   水路の水はますます少なくなりました。残念ながら逆さは諦めました。


                   
                     こんな感じに道端に植えられています。


  
  夕陽は山頂にちょっとだけ残っています。植えた方が云っていました。「上の枝は切らな〜い。来年花が咲かないからね」


   4日目の朝
  
    前日の雨で水路の水が一気に増えました。また、富士山は真っ白です。雨上がりで良い雲が出ています。


  
   水量が多い分、逆さが鮮やかです。ピラカンサの赤い実もくっきりと水面に浮かび上がりました。


    
    フォトコン入賞作品

    お日さまが高くなると雲も消えていきました。初冬のすっきり富士山です。


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