ニリンソウの大群落に遭遇しました。
これだけ多く集まっいいるとは想像もしませんでした。
また、マルバスミレの紫色の色素が抜けた純白素心花にも会うことができました。
普通毛のあるケマルバスミレがほとんどですが大変ラッキーでした。
スミレの世界は複雑です。基本種の他に自然交配の中間種が入り乱れています。
さすが春ですね。
ケマルバスミレ
本州以南の主に太平洋側に分布。山地斜面の水はけの良いところに生える。
群生しやすい。細かい毛があるのでこの名がある。毛のないものをマルバスミレというが
個体数は少ない。稀に唇弁の紫色の筋の色素が欠如した純白花がある。
上の二枚は前回須津川渓谷にて撮影したものです。
以下はその純白素心花です。
50株位の群落を作っていました。
ニリンソウ
キンポウゲ科。日本全国の山地の林下や縁に生える。葉面に白い斑がある。
花茎が二本出て二個の花をつけることからこの名がある。
「おひたし」で食べられるとのことですが、よく似ている「トリカブト」間違えたら大変ですよ。
ヤブヘビイチゴ
この花の付き具合と自生場所からヤブヘビイチゴと思われる。
関東以西に分布。あまり日当たりの良くない藪のようなところに生える。
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