早いもので2003年ももうすぐ終わりですね。寒い日が続き、草花も何にもないです。
そんな中、以前道端にフユノハナワラビが沢山あった(富士川町・小山町)のを思い出し、今回は富士川町に
出掛けてみました。
途中、川の淵や道路の土手にタデの群生が見られました。園芸品種が野生化したものでしょうか大きな株に
なっていました。
ノアザミもまだまだしっかり咲いています。
最近やけに増えてきた帰化植物が目に付きます。でも、変な名前ばかり付けられてかわいそうな気もしますね。
ワルナスビ・ハキダメギク等々。繁殖力が強くて悪者にされるのでしょう。
目的の小高い山の上に到着し、記憶をたどりながら探してみました。居ました居ました。木の葉の陰から「にょろ
にょろ」と頭を出して居ましたよ。名前のとおり、胞子の華をいっぱい付けていました。
思っていたより群生は少なく、所々に集まっていました。あんまり密生はしないようですね。
この植物も変異種は、多く報告されています。斑入り・羅紗・変花等々です。
寒い中、何もないと思い違いをしていました。多くの草花がしっかりと華を付けて頑張っていました。
新しい年の花を期待して今年を綴じたいと思います。
タデ 綺麗な川の縁に1m位の大きな株になっていました。澄んだ水の流れとマッチしています。
ハキダメギク 1年草、熱帯アメリカの原産で ノアザミ
大正時代に日本に入ったようです。
アメリカセンダングサ1年草、北アメリカ イヌホウズキ1年草、熱帯から温帯に広く分布。
原産1923年頃にはすでに見られた。 テリミノイヌホウズキとの区別は難しい。
タネツケバナ越年草、ときに1年草 フユノハナワラビ(胞子の付方変わり者)
北半球の温帯に広く分布 持続性は無し
フユノハナワラビ 日本全国の低山草原に普通に見られる。9月〜翌3月頃まで地上部がある。
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