2008.10
秋の紅葉と雲海を求めて2592mにやってきました。
直前の週に出掛けた友人に詳細情報を頂いたことと
案内人が良かったために最高の体験をすることができました。
ありがとうございました。
くねくねと林道をひたすら走り続け、山の奥深くまで入り込みました。
登山口についたのは20時頃。14−5台の駐車場はほぼ満タンです。
軽く夕食を取って4時間ほど仮眠です。
目が覚めると、台数も大分増えていました。
0時30分過ぎに、登山開始です。
ヘッドランプの薄灯かりを頼りに一歩一歩と登り始めました。
山頂付近は霜柱が一杯です。
寒さは厳しいが天気は上々です。
雲海らしきものが一面漂っていました。最高です。ラッキー!
風が強かったので大事な雲が飛んでしまわないかと心配しました。
私たちが到着2組目で寂しいくらいだったのに、時間とともに三脚がずらりと並びました。
流石に有名な撮影ポイントです。
それにしても寒かったです。完全冬装備で着膨れしていたのに。
雲海と街灯りが見事に共振しています。富士山の手前左側が三つ峠あたりでしょうか。
雲海の上にぽっかりと頭を出しています。 宝石を散りばめたようです。
木々の遙か後方には、雲海の上に富士の姿が浮き出ます。
夜明けが近づいたようです。空は青さを増し、こころなし雲がざわめき始めたような気がしました。
日の出の準備です。青くなった空がピンク・オレンジと目まぐるしく変化します。
赤く輝く空。。。 オレンジに輝く雲。。。 波打つ雲海。。。 ・・・・・・飾る言葉がありません。
次々と変化して大忙しです。 赤い雲が踊りだしました。
目前の山にお日さまの光が落ちてきました。
紅葉はピークを過ぎているのに、わずかに残っている赤い葉っぱが再び燃えています。
風が強くなっているのに雲が飛んでいきません。雲海はしっかりと富士山の回りを囲んでいます。
厳しい条件の中で育つ木々を配してみました。
赤く焼けた木々、しっかりと緑を保つ木々。絶景ですね。
上空の雲が放射状に流れ始めました。
風の当たりが弱い場所らしくまっすぐ上に伸びます。
陽が高くなったので場所を移動することにしました。前国師です。斜面に光が届くまで少し待機しました。
やっと光が届きました。影が消えて、赤・オレンジ・黄色・緑とカラフルな色調で鮮やかに輝きます。
葉っぱが辛うじて残っています。一週間ほどピークを過ぎていました。
標高を少し下げ帰路の途中で真っ赤に燃えている場所を見つけました。
少し通り過ぎてしまったのですが、あまりの色にバックしてみました。
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