カタクリのワルツ                


              春の代表「カタクリ」
                           少し寒い日もありますが、今年も待ちこがれたその季節がやってまいりました。

         3月29日久しぶりの休暇を利用して、通称”富士宮カタクリの里”を訪ねてきました。
         まだ咲き始めと言った感は有りましたが、撮影には十分な陽の光と彩あふれるピンクの花でした。

         ユリ科の植物で地中深くに、りん茎のある多年草です。葉は10〜20cm緑色の中に紫の斑点が入る。
         (寒い地方は緑一色)花は頂に1つ下向きに咲きます。8年もかかるんですよ。
         朝開き夕方閉じます。陽の差さない日は開きません。一年の内2ケ月程しか地上に姿を出しません。
         繁殖は種の周りをエライオソームという蟻の大好きな物体が囲んでいる。蟻がこれを食べるために
         巣に運んだりして広く拡散してくれるとのことです。(種の中までは食べないので大丈夫)
         静岡県には10カ所程度の自生地があるようです。
         富士宮市・芝川町・南部町・静岡市・島田市・金谷町・掛川市・磐田市・浜松市・湖西市・引佐町・天竜市・佐久間町
         土地の造成が進みだんだん減少している自生地、自然が次々に無くなっていきますね。
         以上は富士宮市立富士根北中学校生徒の”かたくり新聞”を参考にさせていただきました。

         ここ、富士宮の地も周囲はすでに造成によりずいぶんと少なくなってしまいました。
         私が偶然この場所を訪ねた20年前には裏側にも現在の倍以上の広さに群生していたのに大変残念です。         


      


     


     


  


               


     


     


  


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