2007.9
夕方の時間帯と天気悪く雲の中に入ってしまったために
光量が少なかった。
マクロレンズを持参しなかった等々悪条件が重なり
撮影環境は最悪だった。
しかし、この花の透き通るような色は
私の心を引き付けて離さない。
キキョウ科 イワシャジン
山地の渓流に沿った湿り気のある岩場に生える多年草。
本州の神奈川・山梨・長野・静岡・愛知県に分布する。
9−10月頃薄紫の鐘形状の15−25cm花を下向きに付ける。
花の先端は5列する。
葉は長さ7−15cm 幅1−3cm。
薄紫の この色の この魅力に 私は 虜になった!
前方に見える山筋もまもなく雲に包まれてしまいます。 すでに夕闇が迫ってきました。
光を強制発光して補正してみました。本格的に反射板等の準備も必要かも。
やはり、光を加えるより、たとえ微少でも自然の光の方が最高ですね。
岩の隙間に僅かな根を伸ばし辛うじてくっついている姿には驚いてしまいます。
色の濃いの・薄いの・青いの・ピンクの いろいろですね。
地衣類の植物がいっそう引き立てています。
細い葉っぱと、紫の花が、不思議にマッチします。
流れるような細葉のラインが何とも言えません。
風知草の中にそっと紛れ込みます。
周囲の草にしっかり溶け込んでいます。
岩場の割れ目の僅かな土に住み着く様は見事です。
野菊とのランデブーもいいですね。
今最高とばかりに輝きを放つ。艶やかな花姿。名のとおり、岩との組み合わせは申し分ありません。
今回の撮影での反省点。常にすべての装備は忘れず準備しておくこと・・・でした。
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