岩キング イワギボウシ
2005


             今回のメインは「自然と岩と花です。

  車で約7km入り込み、更に沢を登ること約1時間。"とある秘境"にご案内申しあげます。
             右も左も、100m以上の断崖絶壁があります。
        水はポタポタと、いたるところから浸み出て、透き通る様は見事です。
     豊富な水流も平地にたどり着く頃には再び地下に浸み込み「オレ知らない??」
                            てな具合で、内緒だよ!と小声で囁いています。
 そそり立つ峰を支える側壁には、わずかな土を求めて目立たぬ植物がビッシリとかじり付いています。


   
そんな自然  いつまでも  いつまでも  守りたいものです。

    イワギボウシ   地方により変異が多い。

  山地の湿った岩上または樹上に生える。8−9月に薄紫色の花を付ける。関東・東海地方に産する。
          一日花。中には十数個の花を付けるものもある。


    苞の幅が狭く、花茎の伸びる初期に早くしおれるものをサイコクイワギホウシと言い、四国・九州に産する。

    反対にしおれず・葉が厚い・花被内側の脈が淡紫色・苞は花茎が伸びるとき露出しないものを
         イズイワギボウシ(アマギギボウシ・ハチジョウギボウシ)と言う。伊豆半島・伊豆七島に産する。

    イズギボウシに似るが、苞花茎の伸びる時、開出して星状に見えるものをオヒガンギボウシと言う。
         本州西部に産する。

    花被内側の脈がやや濃紫色になるものをヒメイワギボウシと言い、四国に産する。


 


   



 
 
     ヤマアジサイ

    
     吹き出した水は、大きな岩に立ちふさがれ、あふれるように小さな滝をいくつも作り出す。

  
 樹の根も岩ばかりなので大きく露出している。その回りにわずかに土が付く。そしてそのわずかな土にしっかりと付く。

  


   
        ホトトギス

    
                                                            モミジガサ

  


   
      守り神と言う訳じゃないけど、妙なカエルです。岩の上にチョコンと乗って じーッ と動きませんでした。

  


  
        岩から水が湧出し、小さな滝ができいてる。

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