標高 2592m  2015.10


 雲海と紅葉・見ると長寿になるといわれる星を求めて出掛けてきました。

 長寿の星は名前を「カノープス」と云う。

 日付が変わる頃から登山を開始しました。
 雲が多めでちょっと心配しましたが山頂からは富士山はしっかり見えていました。
 雲海は一面に広がっています。
 紅葉は暗い中でほとんど目立ちません。

 カノープスは南半球の星です。
 -0.7等の白い恒星で、その明るさはシリウスの-1.5等についで恒星として全天で2番目です。
 北半球からは地平線近くに、ほんの少し姿を見せるだけ。
 稀にしか見ることができないので、この星を見ると長寿になるといわれています。

 ここの紅葉は今年はあまり良くありませんでした。

 それでは、一緒に
長寿を祈りましょう。


  
 
山頂手前の岩場で。山の斜面にちょこっと見えるだけ。山頂に到着後、まずは一枚。赤く紅葉したのがぽつりぽつり。


  
 カノープスが富士山の裾野の左側、雲海の上にぽっんと見え始めたのが午前3時40分頃。それからこの位置まで1時間。


 
 
丁度、藤さんの真上に到着です。カノープスダイヤモンド富士。午前4時48分です。東の空は大分明るくなってきました。


 
 
4時53分。このまま、弧を描いて下方へ。山頂右横に達した時点で明るさのため消。5時8分でした。


  
 
シラビソの立ち枯れです。自然の厳しさでしょうか。思いの外風情がありますね。


 
 こんなに枯れちゃって大丈夫なんでしょうか・・・?  心配しなくても根元付近には小っちゃいのがびっしり。



  
 
すっかり明るくなって朝がやってきました。高山の朝は気持ちがいい。空気が美味しいですね。


 
 
ここの紅葉は針葉樹の中にぽつりぽつりと広葉樹があるので派手には染まりません。すでに散り始めているのもありました。


  
 
自然の厳しさがヒシヒシと感じられます。


 
 
こんなに曲がっています。この広葉樹はもう落葉しています。枯れてはいませんよ。


  
 
元気なシラビソがまとまっています。根元を良く見ると枯れた木が横倒しになって朽ちています。子の肥料になっているみたい。


 
 
ここの木も元気ですね。富士山がぷかぷか浮いているみたい。


  
 
でっかいのが横倒しになっていました。   朝陽が射し込み始めました。


 
 
先程までポケットの中に入れたホッカイロで指先を温めていたのですが気持ち暖かくなりました。太陽は偉大ですね。


   
 
お日さまの光が隅々まで届いてきました。雲海も踊っています。


 
 
シラビソも枯れたのばかりじゃありません。ここは元気なのがまとまっていました。


   
 富士山は何処に置いても引き立ちます。


 
 何かシラビソ中心になっちゃいましたが皆さんしっかり長寿になりましょう。
 だけど私は既に4回も見ているのでこれ以上長生きしたら・・・ どうしよう・・・・・  秋だ〜ッ!


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