標高2000m     2011.9


 直近のパール富士に挑戦してみました。

   下界は残暑厳しい夏日。

     標高2000mの世界はすっかり冬状態。

        さぶ〜ッ!


   午前1時に。家を出ました。
      上空は一面の雲。
         一時間ほど前まで雲ひとつ無かったのに、おっ月さまの姿はまったく見えません。
            天候とは、これほどまでに一変してしまうのですね。
                半ば諦め気分で向かったのですが裾野市付近まで来てみれば雲無しのピーカンです。
                    まったく、これじゃ予想なんて出来っこないよ。

  
  まずは290枚の合成。あまり変化変異はありません。単調な姿でした。登山者はまだいるんですね。


   
  一面の雲海で愛鷹山が見事に浮かんでいます。  丹沢方面です。こちらからおっ日さまが昇ってきますよ。


    
  日の出の時間が近付いたようですよ。赤みがしっかりと付き、黒雲が踊っています。「赤〜ッ」って感じよ〜。


  
   こうして見ると箱根丹沢方面も結構複雑に入り乱れていますね。


  
     山並みに薄く漂う雲が気持ち良く流れていきます。清々しい朝のひと時です。


        
    さてさて、本命のおっ月さんが山頂に近付いてきましたよ。すでに山肌は見事な赤になっています。


   
  山頂到達時点で太陽高度3度でしたから色の付具合はピークを過ぎています。2度以下位がベストでしょうか。


  
   さぁ〜っ! いよいよクライマックスです。何時見てもこの瞬間は大感激です。


       
                でか〜っ!


   
     おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜っ!  ワンダフル!


                 
   おっ月さんに夢中。「誰だイ〜ッ ゴチャゴチャぶつぶつ云ってるの」〜んでもって振り返ると???


  
  「わちきも撮っちょくれ〜」 ・・・んなんて変なヤツか゛喚いとるじゃん。へへへヘヘヘ〜っと思ったらおっ日さんじゃん。


  
   赤く染まる薄雲は一面琥珀色に変わる。何とも言えない幻想的な世界に妙な雲が舞い上がる。


   
  おっ日さまの高度が上がると、先程までの光景は嘘みたいになる。それにしても霞雲は何とも言えない世界を造る。


  
  チョビっと見える芦ノ湖は薄らと雲が漂う。たぶん箱根大観山からも素晴らしい雲海を見ることができた事でしょう。


   
   っということで、やや、満開チョイ過ぎ気味の「フジアザミ」をからかってみました。


  
    溶岩を片隅に置くと、風情バッチリです。ちょっと工夫すれば撮影も、これまた楽しいですね。


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