2013.3

　春霞・黄砂・ＰＭ２．５？？？　冗談は顔だけにしとくれょ。
　　　連日の悪天候の間に一日だけぽっかりと穴が開いた。
　　　　　これはチャンスとあの有名なパンスターズ彗星を撮りに行ったんですよ。
　　　　　　　ところがどっこい、上手くいかないもんですね。
　　　　　　　　　　ちょろちょろと有るのか無いのか良く分かん〜な〜い。

　　　　　　　　　富士山の左斜面の場所で計算をして出掛けました。
　　　　　　　　1月に夜明けのパール富士を撮りに行った時にロケハンしてきた場所なんですよ。
　　　　　　　途中で工事通行止めだったのが解除になっていたので、より標高の高い場所を求めて奥に行きました。
　　　　　　そんでもって、もっと良い場所メッケました。
　　　　　それから、更に別日に別場所です。天気が良くて期待したのですが同じく小っちゃくてがっかりして帰ってきました。
　　　　　二か所ともね・・・　　彗星は何処？　何処なのよ〜！　　って感じなのょ〜。。。。。。
　　　　前置きが長〜い　ょ〜　　！


　　
　　まずは前座でおっ日さまと戯れてみました。せっかく撮るので菜の花を中心にしちゃいました。回りは梅花満開ですよ。


　　
　　　梅花真っ盛りでした。予定時間より大分早く到着したのですが、時間はあっと云う間に過ぎちゃいましたょ。


　　
　　菜の花は丈が短いので腹這いですよ。斜面でもってアメリカセンダンソウの種があっちこっちくっ付いちゃうの。


　　
　　　このボケは春霞や黄砂じゃないですよ。もちろんＰＭ２．５でもありましぇ〜ん。単なる夕陽の逆光霞ですぞ。


　　　
　　　陽が落ちま〜す。　風が強いんですよ。シャッター速度は超高速ですよ。


　　
　　　　梅花満開です。逆光ですがシルエットにならないよう苦心して撮っていま〜す。


　　　
　　そろそろ、地平線に太陽が沈む時間です。右肩に月齢0.3度のおっ月さんが乗っかるはずですが殆ど見えません。


　　
　　　おっ月さんは諦めました。東名高速の灯りが目立ち始めました。ナトリウム灯はオレンジが強烈です。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薄雲が広がってきました。


　　
　　　　　東名高速道路主体にしてみました。良く見ると想像以上に良いポイントですね。


　　
　　そろそろ目標時間に近付いてきました。そうなんですよ。メインはパンスターズ彗星なんです。山頂上、これは飛行機？


　　　　　　　　　
　気持ち時間が早かったのですが突然見えたので焦っちゃいましたよ。まさかとね。そうそうこれはモドキです。飛行機ですぞ。


　　　以下の二枚は撮影中は確認できませんでした。時間と場所はパソコンで計算してあったので、取り合えず
　　　撮った中から帰宅後に内容確認して発見したものです。非常に分かりにくいですがご容赦を。
　　
　　ってことで、これが本命のパンスターズ彗星なのだ。チョビットしか見えないけど貴重なんですよ。


　　
　　上二枚の画像はちょっと明るくしてあります。300mm×2テレコンで35mmAPS換算で×1.5は900mm相当になります。


　　　以下の3枚は別日で別場所です。
　　
　　単眼500mmです。やはり暗くて小さいですね。肉眼では良く分かりませんでした。帰宅後パソコンにて確認しました。


　　
　　　上のトリミング拡大です。


　　
　　　　500mmでこのサイズですから少し期待外れですね。薄雲が舞い上がっています。


　　
　　　　上のトリミング拡大です。


　　
　　　　10枚を比較光明コンポジット合成してみました。


　　
　　こんな場所で撮りました。拡大すると山頂左側に写っているのですが、このままではほとんどわかりません。これで帰ります。


　　最後にパンスターズ彗星について表記します。
　　この彗星は2011年6月6日に発見された。太陽に接近後永久に帰ってこない彗星で地球と太陽の距離と同じくらい
　　地球に接近すると話題になった。更に、並みの彗星ではなく、サイズは小さいが大きく光り輝くのではないかと予想
　　された。3/10に太陽に大接近(地球と太陽の1/3の距離)する。ここまでは南半球のみで観測可能。3月になってからは
　　北半球で観測可能となった。一番明るい金星のちょっと暗いほど明るくなるかもしれないと言われた。
　　しかし、結果は思ったより明るくならずで上図の状況である。
　　でも、しばらくの間は楽しませてもらえそうである。3月中は日没後の西の空の低空に2-30分程度見える。
　　4月に入ると朝の日の出前にも見える。5月になると一晩中見えるようになる。しかし、明るさがどんどん暗くなっていく。
　　宇宙の神秘はロマンがあって良いですね。


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