浜石の夜明    2008.7


   そろそろ梅雨明けが噂される頃大雨が降りました。
     雷様も大暴れで、富士市では時間雨量111ミリで記録更新とか。
        これも、温暖化の影響らしいですね。地球は、この先どうなるのでしょう?
            こんな日の翌朝、浜石峠に出掛けてみました。
                吉原にしようか迷ったのですが、何時も人の居ない方を選択しました。

   
早朝3時過ぎに現地入りです。
    富士川を渡る頃には雨も降っていたし、山の途中はズ〜ット霧の中でしたから
      目的地に到着後仮眠状態に入ろうとしました。
        何気なく標的方向を見ると暗闇の中に、ボンヤリと浮き上がっているではありませんか。

           あわてて撮影開始です。


  
    霧と雨の中を通ってきたので、まさか見えるとは思っていませんでした。日の出1時間前、朝の1番焼けです。


    
    薄明るくなる頃、立ち木を配してみました。抜けが悪くてボンヤリですけどしっかり見えています。


  
    下から霧雲が湧き出してきます。NTTの中継タワーも一気に霞みます。お山も見え隠れ。


    
      1焼け2焼けが終わり、少し落ち着いています。山裾もわずかに見え隠れしています。


  
      さぁーッ  いよい本焼けが始まります。下界は次第に厚い雲となって左から右に流れています。


   
             雲が白くなったと思ったら火が付いたように急に赤く染まり始めました。


    
      赤い雲、白い雲、オレンジの雲が早朝に富士山を囲んで乱舞します。


  
       一呼吸している間に真っ赤。しかし、雲が厚いようで帯状に部分的に染まっています。


   
       思ったより焼けの範囲は少なくなってしまいました。それでも色は良く出ています。


  
       カヤの斜面を配してみました。下界の雲は更に厚みを増し左から右に移動しています。


   
      周囲が少し明るくなると、色は急に衰え始めます。        蜜蜂が、早々と活動開始です


  
        アザミの蜜集めに余念がありません。この後雲が湧き上がって1時間程撮影中断です。


   
      再び見え始めたのですが、微かに見えるだけ。お日さまも大分高くなってきました。


  
     お日さまの光を受けて多少温度が上がってきたのでしょう。下界にあった雲も上に上に上がってきました。
     午前6時・・・  これで限界・・・  帰ります・・・。


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