浜石岳からの富士  2007


         暖冬と言われる冬ですが早朝の高地の冷え込みは、非常に厳しいです。

            手の感覚は殆ど無くなり、自分の手という感じはしません。


           今回は浜石岳(707m)に出掛けてみました。

      初めての場所なので山望状況をパソコンで正確に調査計算して確認しました。
    結果、富士山の手前には大きな障害物は無く、見晴らしは良好、天気期待だけです。
    お月さまは無く、真っ暗状態が予想されるのでライトと足回り・防寒対策のチェック重要。
          位置的にはダイヤモンド状態範囲外の場所になります。
   海から一気に立ち上がる山という地理条件のため、天候面で富士山の見える確率は悪い。
          特に夏には雲が出やすいので、今の時季がベストです。

      方向的には富士山の南西方向となります。
        海岸沿いの道路からミカン畑の間を走り抜けます。
          殆ど一速状態で狭い急斜面を15分位登り続けました。
             途中、林の切れるのは1−2カ所で見晴らしは良くありません。
                5時に到着です。お月さまが無いので方向が分かりません。
             まもなく、やって来る夜明けを前に付近の状況を把握しました。
          ただ、富士市の街並みだけは見事に浮かび上がっています。
        1千万ドルの夜景とでもいっておきましょう。(世界遺産候補によるオマケ)
      それでは、浜石岳からの富士山をご覧ください。

  
 1千万ドルの夜景(短時間バルブ撮影)  東の空が少しずつ明るくなり始めました。左側が富士宮市、右側が富士市です。



   
             薄暗い中に一際目立ちます。



  
 左側が富士市、中心付近の直線ラインが国一富士川橋、右奥が田子の浦から我が沼津方向で右手前が富士川町です。



   
       北側無線中継所の際まで移動してみました。   富士山の裾には雲海が広がっています。



    
             上空の雲は安定性が無く、出たかと思うと、すぐ消えてしまいます。



    
              山裾の雲海は左側から大きく流れ込んできました。



  
  この木の向こう側に無線の中継所があります。斜面を電線が横断しているのでアンダー気味にして隠ぺいしました。



  
  東方を向くと、お日さまが駿河湾の彼方から昇り始めました。この雲が次第に富士山の上に移動してきます。



    
    木々に日差しが届きます。



    
         日の出後は雲海が広がると同時に上空にも安定した雲が東からやってきました。



                          この一枚は日の出前です。         日の出直後。               お日さまが高くなった頃



  
  時間が経つにつれ、風が強くなってきました。側面は上昇気流により雲が吹き上げています。風の前ぶれです。



   
   夜明け前から刻々と変化をしてきました。日が高くなってきたのでこれ以上期待薄しと引き上げることにしました。



     ※このサイトは花のページです。間違いありません。
  
     手前に千両の赤を配し、水仙の花を撮ってみました。(使用レンズ: 100mm F2.8 MACRO)



   
                                 水仙をぼかして千両を手前に絡めてみました。



  
       後ろに廻って、手前の水仙をぼかして千両に合わせました。



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