雁ケ腹摺山
 2008.10
       がんがはらずりやま or がんがはらすりやま どっち教えて???

   秋の紅葉と雲海を求めて1874mに行ってきました。
     10月になって国師岳に続いて2回目の山行きとなりました。
        21時頃登山口の駐車場に着いたのですが一面の霧で周りが全く見えません。
           直前の天気予報は「曇りところによって雨」で期待薄し。
              駐車車両は相棒の一台だけで、すでに仮眠状態でした。
                とりあえず私も、出発予定時間まで寝袋に入り込みました。
                   午前1時起床です。それまでお・や・す・み・・・。

   
目が覚めると、今回の地元案内人のお二人さんも到着していました。(ありがとうございました)
     そして、見上げると満天の星空です。うそ〜ッ! 眼を擦りました。
       さぁ〜ッ出発! 山頂目指してヘッドランプを頼りに、ひたすら歩き続けました。
         鹿の鳴声が聞こえてきます。闇夜に足を取られないように一歩一歩慎重に。
           途中は視界がきかないので、富士山が見えるのかまったく分かりません。
             目的地に到着してから、初めてその姿を確認できたのです。

    
風が非常に強い。頭上は星空。時々薄雲が流れてくる。他には誰もおらず。

    山並みの向こうには、ぼんやりと浮かぶ富士の姿。午前2時30分撮影開始です。
 「雁ケ腹摺山」は雁(鳥)が、お腹を摺るようにして飛ぶ山ということから付けられたようです。
                面白いですね。本当に面白いですね。


   
       薄雲が掛った中にしっかりと姿を見せています。右向こうに見えるのが三つ峠あたりでしょうか。


  
     お山の左裾が山中湖? 中心のふところあたりが忍野か河口湖の街灯り? 手前左はずれが都留市方面?


   
     風が強いです。木々の揺れが止まりません。雲海が飛んで行ってしまいそうです。


   
      右上の隅にある3点がオリオンです。            雲が大きくなびいています。


  
        右側の甲府方面から雲海が流れ込んできます。上空の雲も大きく張り出しています。


                          
                       夜明けが近づいたのか青味がかかってきました。


  
    この時点では大焼けになるかも?と思ったのが誤算・・・・・。   これが最大の焼け・・・   マジでんがな・・・


    
  あらららッ・・・衰退・・・みじめ・・・ お日さまの昇り口が雲だらけ♪これじゃ何時まで♪経っても♪焼けるわきゃネェー♪



  
          街灯りも、ぽつり ぽつりと消えだした。 左側が明るくなっちゃった。


    
         飛行船みたいな吊るし雲に騙されたって感じ!


  
            も〜ッ! 焼けなし! ガッカリーッ! YMCA・・・・・?????!!!!!。


    
             雲が喋ってる・・・。 もう帰りんシャイ。。。。。  お・わ・り だって。



  
  雲が飛魚になって飛び始めました。 そろそろ片付け時? 雲行きが怪しくなってきました。今にも泣きそうな空です。


   
   これから雨の中を下ることになります。 最後に折角なんで山頂までちょいと駆けあがってきました。標識です。
                            1857mってなってますよね。みんなどうして1874mて言うんでしょう???

  
     旧500円紙幣の図柄になった場所です。今は500硬貨になってしまいましたので見れませんね。


         
            昭和26年から発行された500円札で〜す。チョットだけ見せちゃいますね。


   
     標高を少し下げ帰路の途中で車を止めてみました。真っ赤に燃えている紅葉を見つけたのです。



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