2006.11
朝晩の冷え込みも厳しさを増しシャッターを押す手が動かなくなってきました。
しかし、空気は澄み、撮影には好条件となっています。
今回は産業の町富士市を中心にまとめてみました。
田子の浦港からの富士山
浮島沼からは爽快に舞うサギと
琥珀色の川面で戯れるカモです。
人はまだ夢の中 でも 煙突からは 活動の気配
そうなのです 産業の町富士は 24時間 活動している町なのです。
しらす網漁の漁船が
およそ30隻
一斉に出掛けていきました。
暗闇を一気に駆け抜ける様は
頼もしささえ感じられました。
1筋2筋3筋と尾を引きながら−−−
残るは赤と青の軌跡だけ
背後から「じっと」見守る富士の姿・・・
・・・・・ !
真っ白な山頂に朝陽が輝きます。
カモメも気持ちよさそうに !
やはり富士山には白い雪が似合いますね。
浮島沼
沼津市と富士市にまたがる湿地帯の浮島地区です。
この時期多くの渡り鳥がやってきます。
先日タゲリというチドリ科の冬鳥がやってきたとの情報も聞きました。ユーラシアから来るそうです。
ここからの夜明けは見事です。 川一面真っ赤になることもあります。
10日間 雨意外は毎日通いました。
夜明けのお日さまが川一面を琥珀色に染めます。
のびのびとカモ達が輝きを散らします。
朝靄が幻想的に漂い、ムードを盛り上げます。
夜明けに東の空は真っ赤になったあと
富士山に陽があたると素晴らしい色に変身しました。
いかがでしょうか? 絵になりますでしょうか?
ススキにあたる朝陽は穂を赤く染めました。
富士山は毎日毎日刻々と違う姿を見せてくれます。
流石 日本の象徴です。
トップページへ 2006トップページヘ