2012.10
暑い夏が終わるとすっかり秋景色に変身です。
昼間は夏の延長を思わせるものの朝夕は大分涼しくなりました。
空を見上げれば、一層確信を持てます。
羊をひとつふたつとを数えるのも風情がありますょ。
まずは東側からの夕景です。
この日は一日中姿を見せていました。
うろこ雲も早くからちらほらと出現していました。
続いては南側から、夜明けの風情です。
湿地帯の夜明けはススキに当たる秋の彩り。
そっと見守る笠を乗せた富士の山。
雲についてちょっと調べてみました。
・ さば(少し横長で鯖模様)・いわし(細かく鰯の群れ模様)・うろこ(丸型でうろこ模様)だそうです。
巻積雲(けんせきうんの俗称)で、小さなかたまりがたくさん集まっています。
明確に区別する定義はない。見た目の様子で区別するとのこと。
・ ひつじ雲(高積雲の俗称)がありますが、ひつじ雲のほうが1つ1つのかたまりが大きいのが特徴です。
・・・ってことで、うろことひつじは別雲なんですね。勉強になりました。
お日さまは大分南に離れました。沈む彼方から放射状に広がる千切れ雲。やっぱりサバ雲(巻積雲)かな。
うろこ雲(巻積雲)・ひつじ雲(高積雲)どっちでもいいですけど、ひとつふたつと数えながら眠りたいものです。
私専用のポイントです。そっと、人混みを離れて独り静かにシャッターを切る。もちろん風情を楽しみながら。
大混雑の撮影ポイントでなんか撮っていられませんよ。
人目につかぬように何時までも大切にしたいものです。
お祭り騒ぎが終わったころ戻ってみるとひっそりと夜が更けていきました。
天気下り坂の朝、ススキ茂る湿地帯に出掛けてみました。スッキリと抜けた秋の夜明けに笠雲が風情を添えます。
ススキに秋の光が当たって赤く輝きます。これぞ 秋の朝〜ッ ! って感じでしょう。
ユーフォー風の雲との供宴です。逆さに写して2ダブルですぞ。朝陽に赤く染まる葦の花穂が良いですね。
グーッとうしろに引くと、こんな感じで〜す。 中腹になびく筋状の雲が、これまた風情に拍車を掛けます。
葦の花穂を強調してみました。ここは沼津と富士の間に広がる湿地帯です。
ポイントを葦の花穂に移行。 荒れた湿地帯にはあちらこちらに群生しています。ここは浮島沼の湿地帯。
ランダムに生える葦の真ん中に笠の富士を置いてみました。
お日さまも大分高くなりました。さぁ〜ッ! 秋の一日が始まります。早く、お化粧の乗った富士の姿を望みます。
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